安楽寺八角三重塔

安楽寺八角三重塔 写真

音声再生

再生ボタン[▶]をクリックすると、下記概要を音声で再生します。

概要

安楽寺は曹洞宗のお寺で別所温泉にあります。安楽寺の木造八角三重塔は、木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な建築で、長野県では一番早く「国宝」に指定されました。
この塔は、全国で唯一の木造の八角塔であるだけでなく、年輪年代調査の結果、正應2年(1289年)に伐採した木材が使用されていることが判明し、日本最古の禅宗様建築である可能性が高い建物でもあります。
※禅宗様:鎌倉時代に禅宗寺院で取り入れられ始めた中国の寺院建築様式。唐様とも言う

文化財データ

国宝 建造物
昭和27・3・29
所在地
別所温泉2361
所有者
安楽寺
鎌倉時代末期

このウインドウを閉じる